2026年10月11日(日)、山梨県南部町で「富士グラベルやまなし」を初開催しました。雲ひとつない快晴のもと、富士山と南アルプスを望む林道を、参加者・ガイド・スタッフが一体となって駆け抜けた一日でした。前日のウェルカムライドから当日のゴールまで、第1回大会の模様をお届けします。
概要
| 名称 | 富士グラベルやまなし |
|---|---|
| 主催 | 株式会社テラインコグニタ |
| 後援 | 山梨県、やまなしスポーツエンジン、南部町、南部商工会 |
| 日時 | 令和8年10月11日(日) |
| 会場 | アルカディア南部総合公園(アルカディアフェスタ2026と同時開催) |
| 形式 | 参加者6〜8名にガイド1名が付く、ガイド付きグループライド形式(タイム計測なし) |
コース
| ハードコース | 約69km/獲得標高約1,600m(未舗装率 約4割) |
|---|---|
| ショートコース | 約49km/獲得標高約1,050m(未舗装率 約2割) |
エイド
| 第1エイド 上佐野ヒュッテ |
ハード 17.5km地点 軽食・温かい南部茶 |
|---|---|
| 第2エイド 佐野峠 |
ハード 25.8km地点 民宿「山下荘」の地元食材を活かしたお弁当 |
| 第3エイド 佐野清涼荘 |
ハード 38.0km/ショート 17.5km地点 南部商工会加盟店(川崎屋・岩田屋・清月堂・製菓店タマルヤ・香菓堂)の和菓子・洋菓子、春木屋の南部茶 |
| 第4エイド 稲子 |
ハード 52.2km/ショート 31.7km地点 富士宮焼きそば |
フォトアルバム
公式アルバムを公開しました。皆さまが撮影された写真も、共有アルバムにぜひお寄せください(どなたでも追加できます)。
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前日:ウェルカムライド

大会前日の10月10日(土)は、会場周辺を走るウェルカムライドで幕を開けました。当初予定していたコースが倒木による通行止めとなったため、福士川沿いのコースに変更しての実施です。本番前のウォーミングアップを兼ねて、南部町の里山の風景をのんびりと味わっていただきました。


前日受付・前夜祭・キャンプ
午後からは会場で前日受付を開始。夜には前夜祭を開き、パートナー企業のMonoral Bikes様によるトークショーで大いに盛り上がりました。

前夜祭のあとは、会場の野球場がそのままキャンプ場に。テント泊や車中泊で、グラウンドで過ごす特別な一夜を楽しんでいただきました。翌朝は移動なしで、そのままスタートへ向かえます。

当日レポート
当日は、107名の参加者と15名のガイドがアルカディア南部総合公園に集結しました。地元の味が振る舞われる4つのエイドを巡りながら、南部町と富士宮市の林道を走破。会場では「アルカディアフェスタ2026」も同時開催され、まち全体がお祭りムードに包まれた一日となりました。
スタート

スタート前には、ヨガの先生によるウォーミングアップで全身をほぐします。その後は各グループに分かれてガイドのもとに集合し、メンバー同士で自己紹介。打ち解けたところで、グループごとに順次スタートしていきます。
スタート ~ 上佐野集落
内船のまちを抜けると、まずは八木沢峠への登り。途中には富士川を一望できるスポットもあり、序盤から脚にも気持ちにも良い刺激が入ります。

続いて天子湖へ向かう山道へ。山道とはいえ、集落まではフラット基調の楽しい区間で、富士山がくっきりと姿を見せるスポットもあります。

天子湖沿いの険しい道を抜けると、いよいよ上佐野集落へ。ここでコースが分かれ、ハードコースは第1エイドへ、ショートコースはショートカットして第3エイドへと向かいます。
第1エイド:上佐野ヒュッテ(ハード 17.5km地点)

第1エイドは、東海自然歩道を歩くハイカーのために休憩所を整備している千月家の古民家「上佐野ヒュッテ」。軽食と温かい南部茶でひと息つきます。佐野峠へ続く長い登りを前にした、最後の休憩ポイントです。
林道佐野峠線 ~ 佐野峠
林道佐野峠線に入ると、いよいよ未舗装区間の始まりです。涼しい川沿いの緩やかな登りから、次第に勾配がきつくなり、山の奥深くへと分け入っていきます。頂上が近づくにつれて視界が開け、左手には天子山地越しに美しい富士山が。ここからしばらくは、富士山を眺めながらの登りが続きます。

第2エイド:佐野峠(ハード 25.8km地点)
佐野峠の第2エイドでは、民宿「山下荘」による、地元食材を活かしたお弁当をいただきます。200gのたっぷりのご飯に旬のお惣菜がずらりと並ぶ、ボリューム満点のお昼ごはんです。
林道樋ノ上線 ~ 大島峠

お腹を満たしたら、林道樋ノ上線の尾根道へ。前半は富士山を一望しながらの登り、反対側に抜ける後半は南アルプスの山並みを見渡しながらのアップダウン。ハードコースの目玉となる絶景区間であると同時に、大島峠へ向かう後半はコース最大の難所でもあります。


大島峠 ~ 上佐野集落
大島峠を越えると、長い未舗装路の下りが続きます。ガードレールがなく、先で急に曲がりが締まるカーブも多い区間のため、ガイドの先導のもと、安全第一で下っていきます。

第3エイド:佐野清涼荘(ハード 38.0km/ショート 17.5km地点)
下り切ると再び上佐野集落へ戻り、ショートコースと合流する第3エイドに到着します。南部商工会様の加盟店(川崎屋・岩田屋・清月堂・製菓店タマルヤ・香菓堂)による色とりどりの和菓子・洋菓子が並び、春木屋様の生産者ご本人が淹れる南部茶とともに楽しんでいただきました。


上佐野の茶畑 ~ 林道石神峠線

上佐野を代表する絶景スポット、茶畑に立ち寄ったあとは、天子湖方面へ戻って左折し、林道石神峠線へ。森の切れ間から右手に天子湖を望みつつ、前半はきつく、後半は緩やかになる気持ちの良い未舗装路を進みます。

石神峠を越えると静岡県側へ。長い下りを経て、富士宮市最南端・稲子川沿いの集落へと降りていきます。
第4エイド:稲子(ハード 52.2km/ショート 31.7km地点)

稲子には最後の第4エイドを設置し、名物の富士宮焼きそばを振る舞いました。お腹をいっぱいにして、いよいよ終盤の富士川沿いの県道へと合流します。
稲子 ~ ゴール

アップダウンの続く県道を進むと、再び山梨県へ。ゴールの内船・アルカディア南部総合公園に、全グループが無事に帰還しました。参加者の皆さま、本当にお疲れさまでした!
アルカディアフェスタ
ゴール後は、同時開催のアルカディアフェスタへ。キッズエリアや、ずらりと並んだ15店舗のキッチンカー、出店者のブースなどを楽しんでいただき、グラベル一色の一日が幕を閉じました。

データで見る富士グラベルやまなし
エントリーデータ(当日出走者のうちデータのある106名)をもとに、第1回大会の参加者像を振り返ります。
| 出走者 | 107名(エントリー115名)+ガイド15名 |
|---|---|
| コース別 | ハード 78名・ショート 29名 |
| 居住地 | 15都府県から参加。首都圏(東京31・神奈川20・埼玉9・千葉4)が約6割、静岡16・愛知8 ほか |
| 山梨県外からの参加 | 99.1% |
| 平均年齢 | 49.5歳(21〜73歳)。50代が最多の40名 |
| 女性比率 | 9.4%(ハード10.3%・ショート7.1%) |
| 富士グラベル参加経験 | 46.2%(49名)が過去の富士グラベル参加者。うち31名が2026年春大会からの参加 |
| 知ったきっかけ | 紹介・口コミ 30%、Web・記事 28%、SNS 16%、メール・DM 19%、過去参加 6%(回答67名) |
| 前泊(推計) | 参加者の約7割(約76名)が前泊。会場内宿泊の30名(車中泊10名・テント泊20名)に加え、宿泊データのない参加者の約6割が宿泊し、うち約2割が南部町内と推計。ガイド・スタッフを含め、約64名が南部町内に宿泊 |
| 前日イベント | ウェルカムライド 9名、前夜祭 18名 |
首都圏を中心に全国から人が集まり、山梨県外からの参加がほぼ全数を占めました。参加者の約半数が初めての富士グラベル参加である一方、春大会からの「リピーター」も多く、富士グラベルのコミュニティが新たな舞台・南部町へと広がった大会となりました。
主催者よりご挨拶
株式会社テラインコグニタ
代表取締役 ボシス トム
ご参加いただいた皆さま、ガイド・スタッフの皆さま、ご後援いただいた山梨県・やまなしスポーツエンジン・南部町・南部商工会の皆さま、パートナー企業のMonoral Bikes様、そしてエイドを支えてくださった上佐野ヒュッテ(千月家)・民宿山下荘・南部商工会加盟店の皆さま・春木屋様をはじめ、ご協力いただいたすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。
最高の快晴のもと、第1回大会を無事に終えることができ、ほっとしております。富士グラベルらしい冒険を、存分にお楽しみいただけたのではないでしょうか。今後は、より楽しく、より充実したアットホームなイベントを目指し、来年の第2回開催に向けて準備を進めてまいります。
次回は、12月6日(日)に静岡県富士市で開催する「第2回富士グラベルエクストラ」です。皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。