
2015.5.18 富士グラベル第1回開催レポート
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概要
名称 富士グラベルsupported by Pnaracer
主催 株式会社テラインコグニタ
共催 合同会社TRYCLE
協賛 パナレサー株式会社
後援 静岡県、富士市、富士市商工会議所
協力 明治安田生命保険相互会社、富士市林政課、ACTIVIKE
日時 令和7年05月18日(日曜日)
会場 富士山こどもの国
コース
ミドルコース 約45km/獲得標高約950m 定員100名 ※ガイド付きライド形式
ショートコース 約25km/獲得標高約500m 定員50名 ※フリーライド形式
エイド
岩倉エイド
ミドル/ショート:16.8 km地点
給水・補給食・富士市グルメ(つけナポリタン)を提供
勢子辻エイド
ミドル:29 km地点
給水・補給食・新茶・和菓子を提供
愛鷹エイド
ミドル:35km地点
給水・補給食 を提供
プレス
フォトアルバム
メディア記事
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大会レポート
ショート/ミドル計198名の参加者と14名のサポートライダー、メディア関係、ブランドライド参加者と総勢212名のサイクリストが富士山こどもの国に大集結!地域特産品が提供される3つのエイドを巡りながら、富士南麓地域の林道を中心に構成された「ショートコース」25km、「ミドルコース」45kmを走破しました。その様子をご報告します。
参加者が続々と現地入りする6:00頃、富士山こどもの国は濃い朝霧に包まれ、富士山はもちろん周囲の木々も見えないほどの視界でした。しかし、頭上にはうっすらと青空が覗いており、スタート時には晴れ間が見えるのではないかと期待が高まります。
受付
参加者は受付でゼッケンセットを受け取り、待機スペースで各グループと合流。サポートライダーによる出発前のブリーフィングを聞いた後、出発時間になると次々とコースへとスタートしていきます。
スタート ~ 岩倉エイド(16.8km地点)
メイン会場を出発し、こどもの国内の通路抜けると、メインルートの林道丸火東線とのT字交差点に差し掛かり、早速通行規制区間に入ります。まもなく最初の絶景ポイントに到着しますがスタート直後から奇跡的に霧が晴れ、富士山がその雄姿を見せてくれました!
大会屈指の絶景ポイントで、参加者の皆様も各々に写真撮影を楽しんでいました。
そのまま林道を進んで行くと、森の中へと入っていき霧や霧雨が出始め幻想的な景色の中、走り進めます。前日までの雨の影響も富士山麓特有の地質の為、水捌けの良いジープロードを気持ちよく走行して行きます。
先導するガイドリーダーが林道ゲートの鍵を持ち、ルート上にあるゲートを開けながら進んでいきます。普段は自由に立ち入ることのできないエリアを大会用に特別な許可を受けて走行させて頂いています。
ルート上の交差点には、ボランティアスタッフも居り参加者に声を掛けてくれます。
深くえぐれた谷も自転車を降りてよじ登るように超えていきます。
アドベンチャー感もあり、グラベルライドの醍醐味を味わっていただけた様子。
岩倉エイド(16.8km地点)
岩倉エイドは、誠心会岩倉学園様の敷地内に許可を頂いて設置しています。本来なら絶景スポットの1つで、ここからは雄大な富士山をくっきりと眺められるはずですが、先頭から中ほど後半のグループまでは濃い霧の中。
丸太の椅子が用意されたエイドで富士市ご当地グルメ「つけナポリタン」が提供されます。早めな昼食とひと休み。
岩倉エイドでは、ブース出展とメーカーライドにご協力頂いたCannondale様が写真スポットとしてソファーと看板を設置して頂きました。
本来なら正面に富士山の雄姿がバッチリ見えていたはずです。(実は最終組だけに富士山が雄大なお姿を披露。グラベルは遅いもん勝ち!)
岩倉エイド~ショート/ミドル分岐点(ひのきの家)
参加者は一休みをして、撮影を満喫してから再出発です。
ここからはショートコース最大の難所、岩倉エイドでお腹いっぱいになった後の長い登りが待ち受けています。
参加者の皆様は笑顔で楽々登っていきます。
林道笹塚線の下りから国道469号線へと進むため、交差点には立哨員が減速と歩道への誘導をします。この先の「ひのきの家」で束の間のトイレ休憩とミドルコース参加者のグループ再編成を行います。
ひのきの家~勢子辻エイド(29km地点)
ショートコースの参加者は国道469号線を直進し、会場ゴールへと向かいます。
ミドルコースの参加者はグループ再編の後、立哨員やガイドリーダーの誘導の元、国道469号線を渡り愛鷹エリアの林道へと進んでいきます。
勢子辻エイド(29km地点)
林道ヌカリヤ線、基幹作業道上ヌカリヤ線を経由して第2エイドの勢子辻エイドへ。こちらでは富士の新茶、ほうじ茶、ほうじ餡の茶団子が振舞われます。
富士市の伝統を代表する「茶むすめ」のお嬢様は大人気。参加者の皆様に交流を楽しんで頂きました。写真撮影などを楽しんで、小休止を挟んでから、再度英気を養い、後半戦へ!
勢子辻エイド~愛鷹エイド(35km地点)
エイドのある林道奥郷地線を抜け愛鷹林道方面へ。
途中には昨日までの雨でルート上に出来た川を渡渉する箇所があり、子供のように濡れることも厭わず歓声を上げながら突っ込んでいきます!
童心に帰れるのもグラベルライド最大の魅力。
林道松ヶ尾線、林道桑崎線を抜け、林道愛鷹線へ。
最終盤に来て本コース最大の難所、林道愛鷹線の長い登り区間。
和気あいあいと登っていくと途中に最終愛鷹エイドが有ります。
愛鷹エイド(35km地点)
最終盤の長い登りの途中で最後の補給。こちらでは補給用水分の他にブース出店でもご協力いただいている「ACTIVIKE」さんの補給用ジェルが参加者の皆様に提供されます。
登りで疲労した体にエネルギーを入れて最後、ゴールまで!
愛鷹エイド~ゴール
最後の補給を済ませ、一気にゴールまで。
林道愛鷹線を登り切り国道469号線に到達したらゴール目前。
富士山こどもの国の会場ゴールへ到着。
ゴール後はお互いの健闘を讃えあいます。
参加者の皆様お疲れ様でした!
皆様の達成感と楽しんで頂けた笑顔が何よりの成果です。
富士サイクルフェスティバル(メイン会場)
着替えと片付けを済ませたら併用開催の富士サイクルフェスティバルへ。
自転車関連の出展ブース、明治安田生命主催の健康チェック、富士市商工会議所主催のプラレール展示とご当地のお土産、富士市林政課主催の木工体験、飲食キッチンカーなど
盛りだくさん。試乗コースもあり自転車メーカーさんのブースもにぎわいます。
バイク相撲
希望者を募り、3×3mの土俵内にて1対1の真剣勝負!トーナメント方式で対戦していただきます。
枠外に出てもダメ、地面に足をついてもダメとなります。体を当てるのはOK!白熱した各対戦に観客も大喜び。
グラベルイベントに参加してくれた小学生の参加もあり大盛り上がりとなりました。優勝者には協賛企業株式会社パナレーサー様から豪華商品。